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イベント情報

歴史と寺町の香りを伝える行事の数々

御供所(ごくしょ)町界隈は別名"寺町"とも呼ばれ、由緒のある寺社が並ぶ昔ながらの趣を残しているエリアです。
その歴史と博多の香りをいまだに伝える四季折々の行事の数々。御供所町はそれらの行事によって、町の姿を大きく変えて見せてくれます。

御供所の春
御供所の春
御供所の春
御供所の春

御供所の春

博多どんたくの起源となるめでたいお祭り
〜博多松囃子〜

福岡市ではゴールデンウィークに「博多どんたく港祭り」が開催され県内外からたくさんの人が集まりますが、その同日博多部では、博多どんたくの起源となった「博多松囃子(まつばやし)」が開催されます。
博多松囃子とは『選択無形民俗文化財』にも選ばれている博多の春のお祭りで、福神流、恵比須流、大黒流、稚児流の4つの「流(ながれ)」(地区グループ)が、博多の官公庁や企業、寺社などを巡って祝うという伝統あるおめでたい行事です

御供所地区はその中の「稚児流」を2年毎に担当しており、博多の各所に出向いた地域の子供達が、お囃子を奏でて舞を舞うという実に風流を感じさせる伝統芸能を披露してくれます。

博多中を練り歩く風流で優美な祝いの行列

博多松囃子は1179年に病没した平重盛の恩恵を謝すために始まったとされて、その歴史は800年を越える伝統を有する博多を代表する伝統行事のひとつとして知られています。
博多どんたくが、日頃練習してきた芸事を披露する場であるのに対し、博多松囃子は市内の数多くの場所を祝い巡る点で大きく異なり、古来の地区分けで定められた福神流、恵比須流、大黒流、稚児流の4つの「流」が、博多の官公庁や企業、寺社などを巡って祝う伝統行事なのです。
福神流、恵比須流、大黒流には、それぞれ福禄寿、夫婦の恵比須、大黒天の面や衣装を着けた「三福神」が馬に乗り、先頭を随伴の子供達が「言い立て」(祝言)を歌いながら市内を練り歩きます。そして各所でお祝いの言葉と博多手一本を披露して、祝い巡ります。

一方、御供所地区が属する「稚児流」は、随伴の子供達が「言い立て」を歌いながら先導して練り歩くのは同じであるものの、各所を祝い巡るのが「舞姫」と「囃子方」を担当する子供達である点が他の流と大きく異なります。
訪問した各所において、天冠に舞衣姿の少女(舞姫)が、囃子方の太鼓・鉦・笛、そして大人達の地謡い「唐衣」に合わせて稚児舞を披露します。博多松囃子の各流の中でも、最も伝統と歴史を感じさせる、大変風流な見所たっぷりです。(動画)
また、この稚児流は他の流と異なり、2年毎に御供所地区が所属する「東流」と、現在の冷泉町・店屋町・綱場町・奈良屋町からなる「西流」が交代で当番しており、2011年と2012年は東流が当番しています。

博多松囃子

正御影供

聖福寺落語会

御供所の夏

700年以上の伝統のある"のぼせもん"な博多っ子の祭り
〜博多祇園山笠〜

博多祇園山笠(はかたぎおんやまかさ)とは、博多地区で毎年7月に開催される700年以上の伝統のある祭で、全国的に有名な「博多地域住人の奉納祭り」です。
「山笠のあるけん博多たい!」という有名な言葉通り、博多の夏祭りといえば博多祇園山笠。その祭りのために、博多の男たちが命がけで関わると言っても過言ではありません。博多の町を早朝駆け抜ける"山"と呼ばれる御輿が、暑い夏を連れてやってきます。

その歴史、実に700年以上。伝統を継ぐ博多っ子の魂

博多祇園山笠の歴史は大変古く、鎌倉時代(1242年)に博多で疫病が流行した際、承天寺の開祖である聖一国師が町民に担がれた木製の施餓鬼(せがき)棚に乗り水を撒きながら町を清め疫病退散を祈祷したことが発祥とされています。山笠は博多の街を7つに分けた「流」(ながれ)と呼ばれる地割りが基本となっており、ここ御供所は「東流」に所属して山笠の伝統を継承し続けています。

山笠の見所は、やはり「華麗」で「勇壮」なところ。豪華絢爛に飾り付けられた1トン以上もある山車を、500人以上の男衆が代わる代わる肩の上に抱え上げて、沿道の住人達から浴びせられる「勢い水」を浴びながら、博多の町・全長5km以上を縦横無尽に駆け抜けます。
7月に入ると博多は一気に山笠一色になり、7月15日早朝に行われる「追い山」によってフィナーレを迎えます。

博多祇園山笠

萬四郎神社の夏祭り

叶院の千灯明

お不動様の千灯明

栄西禅師の千灯明、白山神社の千灯明

謝国明遺徳顕彰慰霊祭

御供所の秋

ロマンチックな灯りの芸術と幻想的な世界
~博多灯明ウォッチング~

毎年10月に行われる「博多灯明ウォッチング」は、御供所の町並みを数万個の灯明で幻想的に照らし出すとてもロマンチックなイベントです。博多の町の通りや公園などが博多っ子の手により灯明で飾られ、あちこちがライトアップされ美しく輝いています。
いくつかのスポットでは、灯明を使った直径80m もの巨大な地上絵を描いたり、町の中心を流れる川を、一面に灯明を浮かべ、まるで天の川のような景色を生み出したりします。このような景色を一夜のうちに見られるのは世界中でここだけでしょう。

歴史と現代と博多が融合し織りなす幻想的風景
〜博多ライトアップウォーク〜

博多の長い歴史を語り継ぐ寺や神社が立ち並ぶ博多地区で開催される「ライトアップウォーク」は2006年からスタートし、 今年で11年目を迎えます。
寺社の建物や庭園をライトアップすることで、市民や観光客の皆さまに昼間とは違う博多地区の魅力を発見していただき、歴史的な景観により親しんでいただきたいという思いからスタートしたイベントです。

一方、御供所地区が属する「稚児流」は、随伴の子供達が「言い立て」を歌いながら先導して練り歩くのは同じであるものの、各所を祝い巡るのが「舞姫」と「囃子方」を担当する子供達である点が他の流と大きく異なります。
訪問した各所において、天冠に舞衣姿の少女(舞姫)が、囃子方の太鼓・鉦・笛、そして大人達の地謡い「唐衣」に合わせて稚児舞を披露します。博多松囃子の各流の中でも、最も伝統と歴史を感じさせる、大変風流な見所たっぷりです。(動画)
また、この稚児流は他の流と異なり、2年毎に御供所地区が所属する「東流」と、現在の冷泉町・店屋町・綱場町・奈良屋町からなる「西流」が交代で当番しており、2011年と2012年は東流が当番しています。

博多灯明ウォッチング

博多ライトアップウォーク

御供所の冬

災いを追い払い、福を招く
〜節分祭〜

弘法大師が開いたことで知られる福岡市博多区の東長寺。毎年2月2日には14時からは護摩焚き祈願祭が行われ、 3日の10時~18時には節分大祭が行われます。この節分大祭は例年約3万人の人出があるほど人気の祭事で、年に3回しか公開されない国の重要文化財である千手観音もご開帳されます。 そして毎月28日に公開される市の重要文化財「六角堂」もご開帳されます。

節分祭には、10時から18時まで約30分ごとに節分豆が撒かれる他、赤鬼、青鬼、お多福をはじめ留学生が扮する七福神が登場します。
甘酒のふるまいや、干支の置物、熊手などの縁起物が当たる福引も開催され、国の重要文化財・千手観音像も拝観できます。
豆や餅、みかんなどがまかれ、多くの人で賑わいます。

除夜の鐘

餅つき

節分祭

御供所の年間行事

昔の息吹を感じる町「御供所」の年間行事

2月
節分祭(3日)●東長寺
3月
正御影供(21日)●東長寺
聖福寺落語会(下旬)●聖福寺
5月
博多松囃子[博多どんたく港まつり](3日~4日)●博多部、福岡部
不動尊祭●東長寺
7月
博多祇園山笠(1日~15日)●博多部
萬四郎神社の夏祭り(20日)●萬四郎神社
叶院の千灯明[普賢堂の千灯明](24日)●普賢堂
お不動さまの千灯明[桶屋町の千灯明](28日)●桶屋町
8月
栄西禅師の千灯明、白山神社の千灯明(4日)●聖福寺
謝國明遺徳顕彰慰霊祭[大楠様の千灯明](21日)●大楠様
供養塔大施餓鬼(21日・22日)●聖福寺
9月
葛城地蔵尊千灯明(24日)●葛城地蔵
聖一国師忌●承天寺
10月
仙崖忌●聖福寺
献上お茶壺道中、口切の儀●聖福寺
11月
博多灯明ウォッチング●御供所地区他
博多ライトアップウォーク(上旬)●御供所地区他
川上音二郎忌(11日)●承天寺
12月
除夜の鐘●聖福寺など
餅つき●御供所地区

御供所.info