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御供所の地祭り

謝國明遺徳顕彰慰霊祭(大楠様の千灯明)

毎年 8月21日開催
旧 出来町(福岡市博多区駅前一丁目25-14)
謝國明遺徳顕彰慰霊祭(大楠様の千灯明)

中国伝来の文化の架け橋 博多最古の祭

謝國明は日中友好の先駆者であり、その私財を投げ出して博多の町民を飢餓より救った大恩人であると同時に、中国の食文化を伝え、更に医術・芸術・宗教等において博多の町に貢献された第一人者です。

謝國明は聖一国師の熱心な支援者で、1242年に私財をなげうって聖一国師を招きました。
謝國明が亡くなった際、承天寺の境内に葬られて墓の側には楠木が植えられました。その楠木が墓を包み込むように大きくなり、人々はこの楠木を「大楠様」と呼び、謝國明に対する感謝の気持ちを忘れず、その遺徳を顕彰しています。

この慰霊祭は七百数十年の間、太平洋戦争中の一時期を除き現在まで連綿と続けられてきており、博多部では最も古い歴史を持つお祭りです。

当日は承天寺分境内の大楠の近くで、夕刻5時半より灯篭に火を点けて献灯します。7時頃に承天寺住職による読経の後、8時半に終了します。(昔はロウソクに火を点けて消して、を繰り返す千灯明の形でしたが、その昔の火災で集会所が焼失し、その際に千灯明に使う道具も焼失してしまったため現在の形になりました)

参加者の方には、謝國明が中国から伝えたと言われる蕎麦と饅頭(五十二万石如水庵特製・千灯明そば饅頭)が、福岡そばの会の方々より振る舞われます。

お祭り聞き書き

昔、明治後期から大正中期頃までは飾り山の人形を分けてもらって御笠川に飾り、また仕掛け花火などを打ち上げて、全町上げて数日間盛大に催されました。近郷近在でもたいへん有名な博多の夏祭りだったそうです。

INFORMATION

開催日
毎年 8月21日開催
開催場所
承天寺分境内「大楠様」(旧 出来町)
所在地
福岡市博多区駅前一丁目25-14
供養・祈祷内容
臨済宗 東福寺派
ご神体
大楠様には、1833年に冬至の第百十四代住職大完和尚撰文の「謝國明碑文石碑」と、1826年に建立された前聖福寺住職で有名な仙涯和尚等が建立した「南無阿弥陀仏供養塔」があります。謝國明碑文石碑には、謝大人の遺徳が記載されています。
境内には枯れた大楠を囲んで、昭和48年新たに植樹された若楠が繁茂しています。

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