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御供所の地祭り

葛城地蔵尊千灯明

毎年 9月24日開催
旧 上魚町(福岡市博多区上呉服町5-147)
葛城地蔵尊千灯明

深き祈りの中に綿々と受け継がれる歴史の伝承

葛城地蔵尊は、延喜年中(901~923年)地中より発見された梵字(ぼんじ)の彫刻のある石を、冷泉津の「富士見坂」を選地して地蔵尊としてまつったと伝えられています。宝満山伏が鎮護国家のため春行う峰入(みねいり)を葛城入峰(にゅうぶ)と言いましたが、このとき必ずこの地で法華経をよむ霊場になり、そのため「葛城地蔵」の名を称するようになったといいます。

将軍地蔵は天文の頃(1532~1555年)早良郡荒平城主亀井加賀守が博多津に疫病がはやった時、熊野権現を勧請し悪魔退散の祈祷を行い、後に強い将軍地蔵として葛城地蔵に合祭(ごうさい)されたものです。

祭りの運営は将軍地蔵保存会の方々が行っており、当日の朝10時より開催し、宝照院住職の読経後、お神酒、スルメを頂きます。その後、参拝者がお地蔵様に家内安全、商売繁盛、子孫繁栄を祈願し、お参りをします。

元々お地蔵様を主体としたお祭りで、本殿にはこの葛城地蔵の他に将軍地蔵も置かれており同じくお参りされています。(詳しいお地蔵様の由来については入口から通路を通った壁に飾られています。)

【その他の供養等年中行事予定】1月24日・5月24日・9月24日

お祭り聞き書き

この町には昔から大火事があったことはなく、B29の空襲でも、戦火は手前で止まり、焼け残りました。これは葛城地蔵尊のおかげだと信じられています。また、出征した町の青年30名も一人残らず無事帰還し、交通事故で亡くなった人もこの町にはいないそうで、「生き残り地蔵」ともいわれています。

INFORMATION

開催日
毎年 9月24日開催
開催場所
葛城地蔵尊(旧 上魚町)
所在地
福岡市博多区上呉服町5-147
供養・祈祷内容
家内安全・商売繁盛・子孫繁栄
ご神体
本尊は葛城地蔵(梵字の石・非公開)、併祀は葛城地蔵・将軍地蔵・猿田彦大神。
西門橋から少し離れた位置にあるお食事の店の横に「参拝入口」と書いた半間ほどの扉があり、その上に、赤い衣に青い袈裟(けさ)つけた大きなお地蔵様が描かれています。その両側には「葛城地蔵大菩薩」「将軍地蔵大菩薩」と書いてあります。扉を開けると、狭い路地の奥に献灯の提灯が並び、格子戸の中に、左に馬に乗った勇壮なお地蔵様、右に立ち姿の柔和なお地蔵様が祀られています。馬に乗ったのは将軍地蔵、立像は葛城地蔵です。

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