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御供所の寺社仏閣

本岳寺ほんがくじ

福岡市博多区上呉服町14-21
本岳寺

賭け碁で禅宗から日蓮宗に改宗した珍しい寺院

『筑前続風土記 巻之四』によると、この本岳寺は「西昌山。日蓮宗、京都本法寺に属す。蓮池町にあり。」と記されています。

開創以前の本岳寺は、当時は矢倉門(現祇園町)にあり、聖福寺の末寺に属する禅宗の「本覚寺」というお寺で、「西昌」という僧が住持していました。

この西昌はとても囲碁が強いとの評判で、明応5年(1496年)8月、京都より法華宗の日因上人が博多に赴き、直談の上、お寺を賭けての碁を囲む事になりました。

その結果、日因上人が勝利を収め、約束通り西昌よりお寺を譲り受け、山号を先住の名を残して「西昌山」と称し、本覚寺を「本岳寺」に変えた・・・と伝えられており、博多の数あるお寺の中でも他宗からの改宗はこの本岳寺だけです。

ちなみにこの日因上人、のちに織田信長から碁の名人称を与えられた日蓮宗の本因坊算砂に継がる方と伝えられております。

本岳寺が所蔵している涅槃図は400年以上の歴史があり、現在は太宰府市にある九州国立博物館に寄託しています。この涅槃図は九州国立博物館にて年間6週間展示される他、全国各地の美術館にも出張展示されるなど、国内外から研究調査の対象となっている貴重な文化財です。

INFORMATION

所在地
〒812-0036 福岡市博多区上呉服町14-21
アクセス
・「蓮池」バス停より徒歩5分
・「呉服町」バス停より徒歩7~8分
・地下鉄「呉服町駅(5番出口)」より徒歩7~8分
ホームページ
http://goo.gl/UZQIQ

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