聖福寺は、建久6年(1195)博多百堂の跡地に日本で初めて創建された禅宗寺院です。開山は千光祖師明庵栄西(ようさい)禅師、開基は鎌倉初代将軍源頼朝公。当時の後鳥羽天皇より「扶桑最初禅窟(ふそうさいしょぜんくつ)」の勅額を賜り、名実ともに日本最初の禅寺として800余年の歴史を刻んでまいりました。
創建当初の方八町という広大な寺域は、天正15年(1587)太閤町割りによって4分の1に狭められました。また、元寇の役やその後の度重なる戦禍により伽藍は焼失しましたが、その後再建され、現在では山門、仏殿、方丈が一直線に並び、庫裏、僧堂、浴室、東司を配置した禅宗様式の堂々たる七堂伽藍の建物を誇っています。
平成26年は開山栄西禅師の800年遠諱の年に当たります。平成24年には創建当初安座されていた丈六(4m80cm)の三世物(阿弥陀、釈迦、弥勒)が数百年振りに再興され、金色の光を放ちながら国家の護持と国民の安寧を願って静かに人々を見守っています。仏殿も一回り大きく改築されました。
江戸後期に活躍した123世住職僊厓義梵(せんがいぎぼん)禅師は、酒脱な禅画を多く描き、「博多の仙厓さん」として親しまれました。
開祖栄西禅師は南宋から茶種を持ち帰り、聖福寺や背振山に植えて茶を広めました。晩年には「喫茶養生記」を表して時の将軍に献上し、後に「茶祖」と呼ばれるようになりました。
博多織の祖田弥左衛門、玄洋社初代社長平岡浩太郎、21代首相廣田弘毅、緒方竹虎の菩提寺でもあります。






聖福寺01 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
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